第28卦 · 上経
大過:澤風大過
荷が重すぎるときは、まず支点を探す。
卦象
- 番号
- 第28卦(上経)
- 上卦
- 沢(兌)
- 下卦
- 風(巽)
- キーワード
- 過重 · 担う · 支点
- 錯卦
- 山雷頤
- 綜卦
- 自分自身
卦の意味
名の意味 大過は大いに過ぎること。重みが大きすぎて、梁がたわんでいます。
象 木の上まであふれた沢。木が水に沈み、真ん中が重く両端が弱くなっています。
全体の意味 この卦の全体は、並外れた荷のことです。事はすでに重くのしかかっています。人に分けてもらうか、並外れた事には並外れた手立てを使うか。ただし、意地を張っているだけではないか、はっきりさせておきます。
現代語:この卦は何を言っているか
重圧が大きく、梁がたわみそうな時です。ただ耐えるのでなく、支点を探し、ひとりで立つ勇気も持ちましょう。
この卦は上卦が沢、下卦が風で、沢が上、風が下です。読むときはまずこの二つの象を重ねた情景を思い浮かべ、それから下の原文と照らしてください。現代語の説明は構えだけを述べ、未来は予言しません。
卦辞
棟橈,利有攸往,亨。
大象
澤滅木,大過;君子以獨立不懼,遁世無悶。
六爻の爻辞
下から上へ、初爻がいちばん下です。この卦を立てて変爻が出たら、対応する一条を読みます。原文は漢文です。
- 初六藉用白茅,無咎。
- 九二枯楊生稊,老夫得其女妻,無不利。
- 九三棟橈,兇。
- 九四棟隆,吉;有它吝。
- 九五枯楊生華,老婦得其士夫,無咎無譽。
- 上六過涉滅頂,兇,無咎。
