第1卦 · 上経
乾:乾為天
見られるより先に、自分を鍛えること。
卦象
- 番号
- 第1卦(上経)
- 上卦
- 天(乾)
- 下卦
- 天(乾)
- キーワード
- 自強 · 蓄え · ほどほど
- 錯卦
- 坤為地
- 綜卦
- 自分自身
卦の意味
名の意味 乾は天、そして疲れを知らない強さ。回り続けて、ゆるむことのない力です。
象 天の上にまた天。柔らかいところはどこにもなく、すべてが上へ向かいます。
全体の意味 この卦の全体は、始まりと自分を強くすることです。力があるときに難しいのは、使うことではなく、使う時を選ぶこと。まだ蓄えている間は低く構え、高みに立っても引き返す道を残しておきます。
現代語:この卦は何を言っているか
天のようにたゆまず巡る時です。今は焦って人に見られようとせず、自分を一歩ずつ鍛えること。高いところに立ったなら、余地を残しておきましょう。
この卦は上卦が天、下卦が天で、天が上、天が下です。読むときはまずこの二つの象を重ねた情景を思い浮かべ、それから下の原文と照らしてください。現代語の説明は構えだけを述べ、未来は予言しません。
卦辞
元亨利貞。
大象
天行健,君子以自強不息。
六爻の爻辞
下から上へ、初爻がいちばん下です。この卦を立てて変爻が出たら、対応する一条を読みます。原文は漢文です。
- 初九潛龍勿用。
- 九二見龍在田,利見大人。
- 九三君子終日乾乾,夕惕若,厲無咎。
- 九四或躍在淵,無咎。
- 九五飛龍在天,利見大人。
- 上九亢龍有悔。
- 用九見群龍無首,吉。
