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卦を立てる前に:役に立つ問いの立て方

同じ卦でも、問いが違えばまったく別の意味に読めます。「卦を立てる」で読むのはコインではなくあなたの問いです。何を尋ねるかは、どう振るかより大切です。

誠実に、一度だけ問う

『易経』蒙の卦辞に「初筮は告げ、再三すれば瀆る。瀆れれば告げず」とあります。はじめて真剣に問えば応えがあり、同じことを繰り返し問うのは信じていないことになる。この言葉は今日でも通じます。納得するまで振り直すより、問う前に、本当に尋ねたいことをよく考えるほうがいい。

簡単な方法があります。まず問いを書き出して一度読み、「本当に知りたいのはこれだろうか」と自分に尋ねてから、立てるかどうか決めます。

よい問いの三つの特徴

一つめは、開かれていること。「この異動にどう向き合えばいいか」は、「この異動はよいか悪いか」より読み取れるものが多い。

二つめは、自分についてであること。変えられるのは、自分の選択、態度、やり方です。「彼は私を好きか」では読めるものがなく、「この関係で私は本当は何を望むのか」なら読めます。

三つめは、一度に一つだけ尋ねること。いくつものことを一つの問いに詰め込むと、卦の言葉が散ってしまいます。

卦では助けにならない問い

卦を立てることは、未来を予言せず、生死を判断せず、病気を診ることにも使えません。体調が悪いときは医師に、法律やお金に関わる大事な決断は詳しい人に相談してください。

もしとてもつらい時期にいるなら、卦だけに頼らないでください。話を聞いてくれる人に連絡し、お住まいの地域の相談窓口を使ってください。

立てたあとに

卦が出たら、すぐに信じたり疑ったりしなくて大丈夫です。読んだ言葉を書き写し、その中でいちばんあなたらしい一文を一、二日置いてみて、暮らしの中で響くか見てみましょう。卦の働きは、立ち止まって、自分の問いを別の角度から見直させてくれることだけ、ということがよくあります。

よければ、読んだ卦をノートにまとめてコミュニティに投稿し、それぞれが何を読んだか話してみるのもいいでしょう。

よくある質問

他の人のために尋ねてもいい?

おすすめしません。卦が読むのは尋ねた本人の状況で、人のために尋ねると相手の気持ちを推し量ることになり、役に立つものが読めません。「このことにどう向き合えばいいか」と尋ねるのがいいでしょう。

何を尋ねたらいいかわからないときは?

最近いちばん心にかかっていることを尋ねてみてください。「今、私がいちばんはっきり見る必要があるのは何か」。こうした問いには決まった答えがないので、かえって読めるものがあります。

具体的なほどいい?

一つのことには具体的に、結果までは具体的にしなくていい。「今月、家族との話し合いをどう進めるか」は、「来週彼は同意するか」よりずっとよい問いです。

卦を立てる

問いが決まったら、座って卦を立ててみましょう。

卦を立てる

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