落ちる夢:夢の意味を三つの目で読む
どんな夢か
高いところから落ちる、あるいは足元がふっと抜けて、体がびくっとして目が覚める。もっともよくある夢の一つで、子どものころから何度も見た人も多いでしょう。
昔の言い伝え
昔の言い伝えでは、落ちる夢は地位や支えを失うことと結びつけられます。落ちて目覚めるのは背が伸びる印という言い方もあります。説は分かれますが、多くは足元が定まらないという注意として読みます。
深層心理の見方
深層心理では、落ちることを「制御を失う」と読むことが多いです。もう握っていられない何かがある、あるいは長く踏ん張ってきて手放したいのに落ちるのが怖い。ユング派なら、昼間ずっと上へ上へと踏ん張っているところに、夢が「降りる」側を差し出していると見ます。
睡眠科学の見方
睡眠科学では、寝入りばなに筋肉が急に緩み、脳が落下と取り違えて体がびくっとする入眠時ミオクローヌスがあり、とてもよくあります。筋のある長い夢なら、最近のストレスや睡眠不足と関係することが多いです。
自分に尋ねる
- 最近、つかんでいられなくなりそうなことは何か。
- 踏ん張り続けて、手放す機会を自分に与えていないのでは。
- 落ちているとき、怖かったか、それとも少し楽だったか。
- 眠りは足りているか、お酒や夜更かしはなかったか。
もう一つ
たまに落ちる夢を見るのは珍しくありません。毎晩それで目が覚めて眠れないなら、医師に相談してください。
全体を先に知りたいときはよくある夢:追われる、落ちる、試験、歯が抜ける、その正体を、三つの見方それぞれについてはフロイトとユング:夢を読む二つの道をどうぞ。
